北海道旭川市で咲く花

北海道旭川市で咲く花はとても限られています。
ここ旭川市は北海道のほぼ真ん中にある盆地地帯です、冬は長く寒い。表の通りには人が殆ど歩いていません。

ここは街の中か?
と思う程人通りが少ない街ですが、そこはやはり雪の町、人は車の中に居ます。

地下鉄と電車の無い街旭川

旭川で車を持っている人はとても多く、2020年前後旭川市の人口34万人に対して自動車の保有台数は47万台と、札幌の次に多いのですが、札幌市の人口180万人に対して、自動車保有台数164万台ですから、旭川市のほぼ一人に1台以上車を持っている計算になります。

札幌は地下鉄やバス等のインフラが整っていることも、車を持たない人や、地の地域からの流入されて移住している方でも住みやすい環境が有りますが、旭川市内は「旭川電気軌道バス」と言う会社がインフラの殆どで、お年寄りや免許を持たない方の足となり、このバス会社が旭川市内を常に循環しています。
そう考えても、旭川市の車両の保有台数はとても多いです。


全軽連:「2020年3月末現在 軽三・四輪車県別保有台数と保有シェア」より出典

冬の終わりを告げるフキノトウ

さてそんな車の街で過ごしている私達の生活は、一年の約半分は冬と考えています。
雪は東北程多く無いですが、盆地の為、昼と夜の寒暖差が激しく、作物はとても美味しい野菜が育ちますが、人は外へ出ません。
外に出る場合、ほぼ車で出動しますね。LAみたいな感覚ですね。(笑)では、旭川市のお花 は何時咲くのかと言うとおおよそ5月からですね。

正直4末までビチャビチャな雪解け水で花が地面から顔を出すことは殆どないです。
一番最初に出てくるのは、「フキノトウ」でしょうか。
この植物が出始めると、ようやく冬が終わるのか。。。と言う感じになります。
まあこれは植物(食べ物)ですが、地面より先に雪が落ちるのが木です。

エゾヤマザクラが満開

一般的に最初に見れる旭川のお花では「エゾヤマザクラ」でしょうか。

旭川市内で、地表から見える花はあまり多く無いのですが、市内中心にある公園、「常盤公園」にはこのエゾヤマザクラが多く咲いている為、私達はエゾヤマザク

ラを見て、北海道のサクラは綺麗だべ?

と自慢した物ですが、東京の桜満開を見た時に、とても恥ずかしく、東京で見る桜は、エゾヤマザクラと比べ花が多く、枝も横に伸びてドーンとした感じがありますが、エゾヤマ桜は枝が少なく花びらも少ない為、いわゆるスッカスカの桜が数本公園で咲いている程度。
近くで見ると綺麗に咲いていますが、遠目から見るとまず本数が少ないです。
ソメイヨシノ等は結構低い位置からニョキニョキと横にも広がって、とても風情を感じます。
「青空が透けて見えるエゾヤマザクラ」ですかね。

夏を知らせる 旭川の花

5から6月にかけて、この旭川市の中心にある常磐公園には様々な植物が多く、その中でも「ツツジ」が咲き始めると、そろそろ、暖かくなってきます。

エゾムラサキツツジ

これは、先ほどお伝えした常磐公園に咲くツツジです。 どうですか?東京で咲くツツジとは似ても似つかないツツジですよね。
東京あたりでは

雪が積もっても生きる

で、5月頃から満開になるとビックリするぐらいの勢いで咲きますね。
旭川のツツジは恐らく「アシタカツツジ」「エゾムラサキツツジ」と言う品種では無いかと思います。
やはり、枝の付け根が高い場所に位置し、根の方はスカスカで冬を乗り越えると言う意思を咲いている時から感じますね。

もう、冬を想定した植物の遺伝子に愛おしささえ感じます。

短い夏がやってきた

夏はとても短いです。北海道以外から北海道の花と言えば、「ラベンダー」

2ヵ月で終わるラベンダー畑

6~8月末にはシーズンが終わりますね。
また、旭川市でラベンダー畑は見られません。

ラベンダーは隣町、美瑛から富良野にかけて、観光用に咲いています。

それは素晴らしいのですが、旭川の盆地な人達は、わざわざ60キロも離れた、それも観光客でごった返している富良野まで足を伸ばして花を見に行く事は殆どありません。
地元って大体そういう感じですよね。

2ヵ月で開花が終わるので、実は観光の花の殆どは、ペチュニアやサルビア等、長く咲いてられる花をこの様に並べています。
実際、ラベンダーだけの畑もあるんですが、ラベンダーって結構スカスカで、ドラマ北の国からで石田あゆみさんがラベンダーの中にいる様な風景がありましたが、実はかなり下から撮影されているので、ラベンダーの花が多く見えますが、実際それ程多くありませんが、香りはスゴイです。

北海道をめぐるなら

観光されたい場合は、札幌経由では無く、旭川経由にされると、とても便利です。
良く札幌と旭川を観光で経由される人が多いのですが、高速使っても約2時間、距離で140キロ離れています。
千歳から高速に乗っても2時間30分かかります。

また、千歳、札幌から富良野に向かおうとすると、高速は無いです。
途中から国道と峠を越える必要がある為、3時間以上かかります。

旭川空港からならレンタカーを借りると、富良野まで約20分程度、ゆっくり走っても40分でラベンダーは見えてきます。

夏休み前から「わ」や「れ」ナンバーの車、荷物の多いバイカーが多くなってくると、夏の観光シーズンに入ったと感じます。

旭川市には、一時有名になった「旭山動物園」があり、それと永山町にある「ラーメン村」に観光客は向かいます。

北海道

地図を読み違えてはいけない

北海道を2泊3日で回るのは無理。

地元の人達でさえ、行った事の無い街が山ほどあります。
そのくらい北海道は広いのですが、JALやANAの機内誌や観光の地図を見るとそれ程遠くない様に感じますよね、実際の距離としては上の図の通りです。


札幌から羅臼、ラベンダーを見て2泊3日で観光。
上の図の通り札幌が名古屋だとすると、羅臼は日立ぐらいでしょうか。車でも6時間程度かかりますね。
そこから上の図では旭川=長野ぐらいの位置ですから車で5時間程度、そこから富良野に行って1時間30分かかり、戻りは富良野から札幌まで3時間
移動だけで15時間30分。
都会の様に高速道路はありますが、スイスイ行ける道路だけではないので、実際は思った以上に時間がかかります。

「くもんのパズル」と言う日本地図がパズルになっている物があるそうですが、北海道に16都府県も入ると言う。。。現実の大きさが。
世界レベルではイングランドの半分を制圧している。
北海道が動けば、まさに超巨大大型戦艦になり得る。

小さい頃北海道は四国が4つ入ると言われていたのですがあまりピンと来ません。だって四国に行った事は無いので。
でもこれを見る限り4国4つで済むのかって言う程大きいですよね。

秋はとても寒い

おしゃれどころじゃない

9月に入ると、山々が一気に紅葉を始めます。

残暑厳しいと言っていられるのも、敬老の日ぐらいまで。

そこを過ぎると、夜の冷え込みが多くなり、「ヤッケ」の登場です。
ヤッケとは「Jacket:ジャケット」の事で語源はドイツ語。
何故このワードだけドイツ語なのかは不明ですが、昔からヤッケ=ジャンパー、ジャケットを表す意味として馴染んでます。

盆地に囲まれている旭川 ですので、紅葉は何処に行っても見られます。
しかし、夜は本当に冷える。涼しいなんて言ってられるもほんの数10分、札幌でも秋口は寒いのでおしゃれどころじゃなく防寒した方が良いです。

もう冬が目の前まで来てる

このナナカマドは旭川市の市民の木として象徴的存在なのですが、市民からすると冬の到来を知らせる木と言うイメージです。

この後、年末ぐらいには雪が降り始めますが、大雪山には10月初旬から雪が降り始めます。

ですので、ここから翌年4月初旬まで冬を感じる季節です。

約半年近く冬と感じる為、夏は思い切り短いイメージしかございません。

旭川の花屋で

私達のお店は旭川市の中心4条通り5丁目にある小さなお店です。
旭川で花屋を始めて早50年になる老舗です。
昔は市場の中にある小さな 旭川の花屋 でしたが、市場が無くなり(放火で市場が焼失)今のお店になります。
近くにも同じ 旭川の花屋が数件あります。

36街(サンロク)と呼ばれる飲食街が広がっている為、旭川にはお花屋が多いと思います。

札幌は「すすきの」、旭川は「36」(サンロク)です。
すすきの程の大きさはありませんが、日本最北端の飲食街です。

良く目につくのはスナック。
スナックの数はとても多いと思います。
そんなスナックのママやチーママが買いに来てくれたり、お客がスナックの開店祝い等に花を贈ったりしていました。

最近は「フラリート」

昔はサンロクと呼ばれる繁華街でしたが、段々人口も減り、ひと昔前は流通の街として栄えていましたが、今や観光地としての成り立ちが目立つ旭川市。

その繁華街の中心が今は別の場所に変わりつつあります。
「フラリート」と呼ばれる5条通りに横丁があり、ラーメン店もこの周辺には多くありました。

そこが今観光の繁華街として盛り上がっていますね。

黄色で統一された横丁

フラリートは昔からある安く飲める居酒屋や焼き鳥店が並んでいます。
地元の人もここには良く行きますが、今は観光のお客が多く外国人のもこう言う風景が好きなようです。

旭川で一番長持ちする切り花が売り

私達の花屋は元々生け花が多く、仏壇や祭壇、お葬式に花の花壇の様な祭壇を作るのがメインでした。
確かに、お祝いのお花の依頼もまだあるのですが、2020年のコロナ発生以来、この36も冷え込み、お祝い等は全くなくなりました。

また、長く続けている為、殆どが固定されたお客様が多く、新規でこの様な老夫婦の古い花屋に来ることは殆どありません。
ですが、旭川の花屋の中では一番お花を長持ちさせていると自負しています。

私達のお花は、市場から来たお花を、店で水揚げ処理(茎の根本をカットして、熱湯に浸す)を行う事で、熱湯から冷水に入れ替える際、一機に水を茎に吸い上げます。

これは、煮物でも同じで、煮込んだ大根を一旦冷やしすと、冷える際に大根が水分を吸い上げて大根の中に出汁を入れるのと同じ原理です。
それから昔は、花のバケツに重曹を入れて、水を腐らせない様にして花を持たせていたましたが、今はpH12.4のアルカリ水を使っています。

これは、カットされた茎の根本にアルカリ水が付着して、蓋の役割をしています。
その為、茎の中に余計な雑菌が入らないので、お花が枯れずに長持ちさせています。

OHANAYA.PRO 鈴木生花店

とても綺麗な花屋 とは言えませんが、この長持ちする切り花が好評で、旭川市内のツルハドラッグの殆んどの店舗に私達のお花を置いています。
別の地域へ送る場合、私達のお店ではジャパンフラワーネットワーク、JFNと言う団体を利用しています。
また、私達花屋は、全国の花屋と色々な繋がりを持っています。

旭川の花屋から、東京の人に花を贈りたい、と言えば、その場で、金額と贈りたい花の内容と贈る日を聞いて、贈りたい人いる近く花屋に繋げます。
そうすると、その地域の花屋が、届けたい人に直接 お花を配達 してくれます。
電話でももちろんお花を贈ることは出来ますし、ネットでも注文出来ます。

私達は贈る方より、受け取る方の気持ちを考え、より多くのお花を受け取ってもらいたいと思っていますので、お気軽にお電話下さい。

平日9:00~17:00 土曜9:00~13:00 日祝日定休